海と森に抱かれた葉山の町に「タノバ食堂」が誕生―伝説のフレンチシェフ・荻野伸也氏が共創パートナーとして参画―

「世の中から、孤独をなくす」をパーパスに掲げるTanoBa合同会社(本社:東京都世田谷区、代表社員:宮本義隆、以下TanoBa)が運営する、自由価格制で多様な世代・属性の人々が食事と対話を楽しむコミュニティ「タノバ食堂」は、神奈川県葉山町にて新たに2拠点目の始動を開始しました。

この葉山拠点の立ち上げにあたり、都内のレストランでの修業を経て東京・池尻大橋にて「レストランOGINO」を開業し、フードロスという社会課題に挑み続けてきた料理人・荻野伸也氏が、理念に共感し共創パートナーとして参画します。
荻野氏は「料理人は編集者である」という信念のもと、余剰食材の活用、ジビエの普及、缶詰製造などを通じて、食材に新たな価値を生み出す挑戦を続けてきました。葉山拠点では、その創造性を起点に、人と地域と食が地続きでつながる場づくりに取り組みます。

本格稼働は2026年を目標に準備を進めており、今後の開催情報や活動内容については、TanoBa合同会社のHP、公式SNS(Instagram・Facebook・LINE)にて随時お知らせいたします。

また、葉山タノバ食堂の運営に関心のある方、ボランティア料理人として参加を希望される方、運営サポートに興味をお持ちの方は、ぜひTanoBa合同会社までご連絡ください。孤独の予防と地域のつながり創出に向けた共創の輪を、皆さまと共に広げていければ幸いです。

プロフィール

荻野伸也(おぎの・しんや):1978年愛知県生まれ。大阪・辻調理師専門学校およびフランス校で学び、都内のレストランで修業を積む。2007年に東京・池尻大橋にて「レストランOGINO」を開業。ジビエや余剰食材の活用、缶詰製造によるフードロス削減など、食の社会課題に挑み続ける料理人として注目を集める。

「料理人は編集者である」という信念のもと、食材の背景や物語を読み取り、場に合わせて再構成するスタイルを貫く。その料理は、単なる“食事”ではなく、人と人との関係性を編み直す“編集された食卓”として、多くの共感を呼んでいる。

現在は、全国のレストランやカフェのメニュープロデュース、経営コンサルティング、若手料理人の育成支援など、活動の幅を広げている。2025年より、タノバ食堂の葉山拠点にて共創パートナーとして参画。

■荻野伸也氏コメント
料理人は編集者。食材の背景や物語を読み取り、場に合わせて再構成する。タノバ食堂は、料理を通じて人の関係性を編み直す“編集の場”だと思っています。

孤独をほどくには、誰かと食卓を囲むことが一番早い。葉山という土地の空気と、entrance HAYAMAの静かな空間が、それを優しく包んでくれるはずと信じています。