孤独の解消に取り組み続けるTanoBa合同会社創業2周年を機に「(仮称)望まない孤独解消Labo」の設立に挑戦
ー社会の幸福度を向上させる為、ソーシャルビジネスに挑戦する仲間を集め、ノウハウの共有や実行支援を行うための組織設立に向けて始動ー
ヤフー卒業生の3名が「世の中から、孤独をなくす」をパーパスに掲げて設立したTanoBa合同会社(タノバ ゴウドウガイシャ 本社:東京都世田谷区、代表社員:宮本 義隆 以下、TanoBa)は、2025年3月に創業2周年を迎え、社会の幸福度向上を目指した新たな取り組みとして「(仮称)望まない孤独解消Labo」の設立に向けて始動いたします。

「(仮称)望まない孤独解消Labo」は、社会の多様なステークホルダーの皆様と協働しながら、孤独や孤立問題に取り組むソーシャルビジネスの仲間を集め、知識やノウハウを共有し、具体的な解決策を支援・実行することを目的としています。この活動を通じ、持続可能な社会づくりに向けた共創アクションを進めてまいります。
「(仮称)望まない孤独解消Labo」設立に向けた背景と課題
現代社会では、孤独感を抱える人が増加しており、その背景にはコロナ禍、社会構造の変化、テクノロジーの進化など、様々な要因が複雑に影響し合っていると言われています。また、孤独や孤立は精神的・身体的健康に深刻な影響を及ぼし、社会や経済にも損失をもたらす問題として認識されています。TanoBaはこれらの課題に向き合い、「社会的つながりの回復」を目指して活動しています。
「(仮称)望まない孤独解消Labo」の必要性
「(仮称)望まない孤独解消Labo」の設立を通じて、孤独や孤立は、誰にでも起こりうる身近な課題であるという認識を広め、その予防策となる具体的な取り組みを紹介しながら、「ソーシャル・フィットネス(※人間関係の健全度)」の向上に努めていきます。また孤独・孤立の問題をビジネスの観点から再構成し、ソーシャルビジネスの可能性を探ることで、実践者を一人でも多く生み出すことを目指します。
「(仮称)望まない孤独解消Labo」の設立に向けた今後のアクション
今後は、行政・企業・非営利団体など多様なステークホルダーの皆様と協働し、ネットワーキングイベントの開催などを通じて、「望まない孤独解消Labo」の具体的な活動を推進していきます。これにより、より多くの人々が孤独・孤立を予防する取り組みに参加できる機会・場所・場面を提供していきます。
まずは、2025年上期中にLabo設立に向けたプレイベントとして、孤独・孤立の問題に取り組む団体のネットワーキングを目的とした「(仮称)望まない孤独を解消するための処方箋」を開催予定です。詳細は、決定次第、TanoBaのコーポレートサイトおよびSNSでお知らせいたします。
TanoBa合同会社 共同創業者・代表社員 宮本 義隆より

TanoBaは、「世の中から孤独をなくす」をパーパスに掲げ、望まない孤独や孤立という社会問題に、ソーシャルビジネスを通じて取り組んでいます。2023年には自由価格制の「タノバ食堂」を開始し、これまでに延べ400名近くの皆さんにご参加いただきました。
孤独や孤立は、誰にでも起こりうるものですが、その認識を持つことは簡単ではありません。例えるなら、災害への予防意識に似ています。いつ自分に起こるかわからないからこそ、備えが後回しになりがちです。
では、この問題にどのように備えていけばよいのでしょうか。私たちは「(仮称)望まない孤独解消Labo」という活動を通じて、皆さんと一緒に考え、具体的な解決策を見出していきたいと考えています。
TanoBaの「望まない孤独解消」に関するこれまでの取り組み
TanoBaは、人の基本的欲求である「望まない孤独の回避」を目的に、自社の事業として自由価格制で多様な世代や属性の人が食事と対話を楽しむコミュニティ『タノバ食堂(https://tanoba.jp/community/)』を、毎月最終土曜日17時より、野沢龍雲寺の愛称で親しまれる世田谷区野沢の「大澤山 龍雲寺」に隣接する「龍雲寺会館」にて、月に一度定期開催をしています。
タノバ食堂実績(2023年10月〜2025年3月)
・開催回数:17回
・参加者合計:377人(のべ)※内訳:参加者:302人、料理人:75人
・自由価格制における支払い単価:¥1,500(中央値)
タノバ食堂は、(1)メニューが存在しない(2)利用料金が自由価格制(3)初対面同士で食事を共にすることで新たな繋がりを創ることを目指しています。
一般的な飲食店と異なり、自由価格によって食事を楽しむ人、無償で料理を作り、人に振る舞うことを楽しむ人(ボランティア料理人)、無償で食堂の開催場所を提供してくれるパートナーの共創によって成り立っています。